thinq

2005 年 9 月 14 日

僕は人間だ:優越感と孤独感

カテゴリー: 未分類 — admin @ 10:22 PM

僕は一人っ子であり、妄想家である。 
頭の中で想像力を働かせ、アイディアを走らせる。 
子供のときから一番多かった遊びだ。 
そんな妄想と想像の世界から今年の夏生まれたアイディアを、 
今具体化しようとしている。 
もうかれこれ7週間行っているこの作業だが、 
今一度頭の中を整理するために僕は場所を移すことにした。 
都内の職場を離れ、 
現在は目の前にレインボーブリッジが一望できるお台場にあるホテルへと越してきた。 
二泊の滞在で「越してきた」と言うかどうかはさておき、 
ネットや音楽などの誘惑が無いこの環境に缶詰ている。 

僕はお台場が好きなようだ。 
夜景は絶品である。 
少し香港に似ているところもさることながら、 
終電とともに人気がなくなるところが特に好きだ。 
逆に昼間は非常に都会的な場所で、 
人も多い。 

そんな中、 
頭を整理するため近くを散歩すると数多くの若者に出会う。 
久保田修の言葉「寝よう寝ようと思って過ぎ去る二十代」を 
絵に描いたような生き方をした僕とは対照的に、 
彼らは浮かれた高周波を放ち、 
彼らなりに時間を有意義に使っているようだ。 
僕は人間だ、 
仙人では無い。 
優越感が湧いた。 
しかし面白いことに、 
優越感は孤独感と同じが味がした。 
彼らに交じり騒ぎたい、 
願わくば鼻の下をのばしカメラを構えたい。 
隠せない想いが同時によぎる。 
帰り際、 
彼らのように生きる選択をしなかった自分を、 
そして彼らのような生い立ちを今世では味わえない運命を惜しみ、 
今の自分の生き方が性に合っていることも知っている自分に、 
そしてこの先自分を待ち受けている世界を想い微笑んだ。 

作業場に戻った僕は実感している。 
二十代の時は決して想いもよらなかったことだが、 
この裏腹矛盾した感情こそが充実感ではないかと。 

お台場へ来て一つだけ確実にわかったことがある。 
僕は今、人生を楽しんでいる。 

Powered by WordPress